1人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
診断結果、発情期?!
しばらくして、先生から呼び出しを受ける。
スルガは、今朝より顔ツヤがいい。
先生が言う。
「お腹割いて内臓見たけど、異常ないな。安心してくれ」
数分でお腹を割いたのか。
腕は確かだ。そして言う。
「スルガさんは、今、発情期だな」
はい?発情期?
「サキュバスにはよくあることなんだ。人間の精不足から、高熱を出したんだ。思春期あるあるだな。まぁ、大きな病気じゃないから、解熱剤と、興奮安定剤を処方しとくから」
そう言って、僕達は帰ることにした。
スルガをヘルダーラントにおんぶしてもらい、当面は、代わりばんこで、スルガをみることにした。
軽い気持ちだった。それが、大惨事をよぶなんて思わなかった。
屋敷に戻り、スルガを寝かせた。
スゥスゥと寝ていた。
「ゆっくりお休み」
僕は、スルガの頭を撫で、部屋を出る。
3人で話し合い、当番を決めた。
今日は、メリーさんに居残ってもらい、僕とヘルダーラントで、依頼を受ける。
キノコ採りだ。ギルドに誰も、受けなかったので、この世界初のキノコ採りに挑戦した。割といい報酬なのに、何故、誰も、受けないのだろう?
そして、依頼を受け、後悔と怒りが生まれた。
皆さんは、キノコ採りしたことありますか?
最初のコメントを投稿しよう!