49人が本棚に入れています
本棚に追加
まさかのワードに、私の顔は真っ赤になった。
千秋「なっ…、何言ってんのよ!!!」
浩介「だって、本当のことだもん…。千秋とくっついたりキスしたりしたら、その…、なんかこう、腹の底からこう、ムラムラ〜って!」
千秋「なっ…、何よそれぇぇ!!」
…と言いつつ、実は嬉しい。
ムラムラ…とかはわかんないけど、私も同じ気持ちだったから。
浩介ともっと近づきたいって…。
千秋「我慢…してたってこと?」
浩介「うん…。どうしても初めては千秋の誕生日にしたくて。」
千秋「へっ…?」
浩介「誕生日を特別な日にしたかったから…。それまでは理性が崩壊しないように、千秋と2人になるのを避けてた。ごめん…。」
そういうこと…だったのか。
浩介なりに考えてくれてたんだ。
嬉しい…、だけどモヤモヤする!!!
千秋「我慢…しなくて良かったのに。」
浩介「えっ…?」
千秋「別に誕生日じゃなくたって、浩介となら特別な想い出になるし…。それに、私だって、早く浩介と…。」
その先を恥ずかしくて言えずにいると…、
浩介「はやく浩介と…、なぁに?」
浩介が意地悪そうに尋ねてきた。
最初のコメントを投稿しよう!