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つ、ついに私…、浩介と…(驚)
裸のまま、浩介に腕枕をされ、髪を撫でられながら、私は自分たちが登った大人の階段に興奮冷めやらなかった。
幸せいっぱいだけど…、浩介に身体の全てを見られたんだと思うと、恥ずかしくて死にそう…!
浩介「ねぇ…、一ついいたいことがあるんだけどさ。」
なに…!?
もしかして、思ってたよりも太ってるね…とか!?
あ…、ムダ毛がどこかに残ってたとか!?!?
浩介「裸にネックレスって、めっちゃエロいね。」
はっ、はぁぁぁぁ…!?!?
千秋「なっ、何言ってんのよ、ばか!」
浩介「いや〜だって、そう思ったんだもん。しかもコレ、俺があげたネックレスだし、さらにね(笑)」
千秋「あーもう!心配して損した!」
浩介「心配…?」
千秋「あ、いや、なんでもない(汗)」
浩介が私を抱きしめた。
浩介「あー、ずっとこうしてたい。」
私も同じ気持ちだよ、浩介。
千秋「でも、こんなところお父さんに見られたら大変だよ?」
浩介「それはヤバい。俺、殺されるかも。」
2人で顔を見合わせて笑った。
浩介「もう絶対、千秋を悲しませないから。約束する。」
千秋「私も、少しは素直になるよう、努力する。」
浩介「良いんだよ、千秋はそのままで。」
そう言って浩介は頭を撫でてくれた。
きっと私たちはまた、喧嘩をする時がくるだろう。
でも、壁に突き当たるたび、一つ一つ、一緒に乗り越えていこうね。
-end-
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