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「……気を楽にして……。
大丈夫、優しくするから……」
そう言うとモルフォは着ていたガウンを脱ぎ、上半身裸となり、僕に覆い被さって来た。
チュッ…チュッ…。
口に軽くキスをしながら、スーツを脱がしていく。
ジャケット、ネクタイ、シャツ……。
初対面の僕を、まるで愛おしい恋人の様に見詰めて、細い手で胸を撫で廻す。
「キミ、細いんだね」
僕より細いモルフォが何を言う…とも思ったが口には出さないでおく。
頬にキスして、首に顔を埋めて僕の匂いを嗅ぐ。
スンスン……スンスン……。
「いい匂い」
チュッ…。
「ん、ん…あっ……」
モルフォの愛撫に感じて、思わず声が出るが⎯⎯。
「モルフォさん、お礼に僕が抱いてあげますよ」
「えっ?Σうわっ!」
起き上がった僕はモルフォを押し倒し、真っ白な体にキスマークを付けていく。
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