一輪

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一輪

此処はとある国にある研究所 僕は此処の研究員をしている。 あぁ、僕の名前は紺乃(コンノ)(ユカリ) 「今日も行かなきゃな…」 僕が担当しているのはNo.504 昔、国を一つ壊滅させたイカ型の生物なんだとか。 結構知能が高く人の言葉を喋ることもできる。 『あッ!研究員さんじゃ〜ん!おはよぉ〜』 腑抜けた声で挨拶をしてくる。 「おはようNo.504」 そう返せばNo.504は 『も〜504じゃなくてパルーションって呼んでよ〜!研究員さんがつけてくれたんじゃん!』 「…」 確かにつけた、仕方なくだし、名前の意味わかってるのか?汚染から来てんだぞ? 「…はぁ…パル」 パルーションと呼ぶのも面倒なのでこう呼ぶ 『んふふ、なぁに?』 とりあえずいつも通りに降る舞うしかない。 「触手出して」 『えぇ〜もっとお話ししようよ〜』 「…いいから」 『ちぇっ…つれないの〜』 そんなことを言いながらNo.5…じゃなかったパルは触手を出した 『いてっ』 いつものように採血をしていく 普通、人間に対してなら申し訳なさなども感じるのだろうが。相手は化け物だ気にしてはいけない。 「それじゃ…終わったから」 全てやることを終えたためそうパルに告げる 『じゃぁさ〜もっとお話ししようよ〜!』 「しない」 『つれないの〜…まぁばいば〜い…またね〜』 「…」 ホントなんなんだあのイカ
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