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「こんな美人で綺麗な人俺今まで見たことない。ずっとそばで見ていたい。小虎襲った時もよく頑張ったねって頭ポンポン嬉しかった。玲は性欲処理人形なんかじゃない。玲は俺にとっての精神安定剤。ねぇ、大好きだよ、玲」
「いつまでもいつまでも直球勝負でくるやつだな」
「ちゃんとキャッチボールしてくれるの玲だけだ」
「それはそーかもな」
「でもかわされ続けて早8年。俺は一途だ」
「自分で言うな。何が一途だ」
俺以外にいっぱい抱いてきたやつが
「早く返事しろよ」
「催促すんなよ、ムードもクソもねーな」
「んなもん知るか」
もう少しなんとかならんかなこいつ
まぁ今更期待するだけ無駄か
「ほら早く」
ほんとせっかち
「全然空っぽなんかじゃない。お前はあの時からちゃんと中身はあった。だから俺は身体を許せたんだと思う」
「ちょっと強引だったかなと反省は少しした」
少しなんだね
「ははっそゆとこ嫌いじゃない」
「っということは?」
絶対言わせたいんだなコイツ
「雄樹のこと好きで好きで狂いそうだバーカ」
頭ポンポンとすると彼は弾ける笑顔を俺に見せた。
なんだ
この笑顔は最初から俺だけのものだったんだ。
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