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目を背けてきたことにそろそろ向き合わなくてはいけない時がきたんだろう
「もういい?噛んでいい?」
「う上着…お前の上着頂戴」
「え、セックスすんの?!大歓迎!」
さっきよりキラキラしてんな
「ちげーよ!してーけどマジ力入んねぇの今」
「え、今してーって言った…?玲が俺とセックスしてーって…俺夢見てるのか…?」
雄樹は俺の頬をつねる
「ぃってーな何すんだ馬鹿!」
「痛そうだから違うみたい」
「そういう時は普通自分の頬をつねるんだ!アホかお前!」
「あぁ俺も痛いから違うみたい。なんだ元気じゃん」
彼は自分の頬を横に引っ張る。
「玲が俺としたいなんて感慨深ぁー」
「あんだよ好きな相手だったらしてーだろが」
「なにあんた急に素直になんのずりぃよなセックスん時も…。玲が動かなくても、あ、動けなくても俺が動くから別にしても」
「いやマジで勘弁して死にそう」
「チッ」
「だから目の前で舌打ちすんな!」
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