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まさかの展開に足を地団駄しながらパニックを起こす。
「大丈夫?知り合いから?」
「…友達が来れなくなったみたいです。」
「じゃあ今日1日暇になるんだね。」
と心配な表情から爽やかな笑顔に変化。
「まあ…そういう事になるか…な?」
(制服だってお金払っちゃったし、デートもした事もない私がたった1日だけしても…)
「じゃあ…よろしく…お願い致します。」とガチガチな挨拶をしてしまい、風雅もクスクス笑いながらも「こちらこそ宜しく!じゃあ、行こうか!」と手を差し伸べようとしたが、沙羅は不思議と自然に風雅の手を重ねることが出来て、公園を後にした。
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