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はてさて、転校生の方だがそれはそれはピンク色のボブヘアでなんともはや風変わりな少女であった。
「ハローエブリワン!ミーは鳴海結愛!夢の国から世界を救う為にこの地上に生まれた!更生得意のパーフェクトガール結愛ちゃんだよ!」
鳴海結愛と名乗った少女はどこに隠し持ってたのかハリセンを手前に突きかざしどこぞの特撮ヒーローが登場するかのごとく威勢を張った。
生徒達は唖然とする。
「なんだこの女の子は……気が狂ってるぞ?」
とヒカルンも思った。
「この子はアメリカ人の父と日本人の母を持ってる、少し変わった子だが仲良くして欲しいさてさて君の席だがあそこに座ってもらおうか?」
そしてそして教師はなんとヒカルンの隣の席を指名した。
すると黒也達が言う。
「結愛ちゃんソイツはすけべだから近寄らない方が良いよ!」
「ヒカルンの菌が伝染るよ!」
と詰りまくる。
すると結愛はハリセンで詰った生徒達に叩きつけた。
「ユー達そんな事言っちゃノーグッドだよ!ヒカルンに謝りなさい!」
と啖呵を切った。
(この子良い子かもしれない…)とヒカルンは思ったが。
その次にヒカルンをハリセンで叩きつけた。
「何するんだ!」
「ユーも!そんな時は言い返しなさい!泣き寝入りするからいじめられるんだよ!!」
(余計なお世話だ僕は君とは違うんだよ)
とヒカルンは思った。
だがだが………。
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