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実証! 数撃てば当たるよ!
創作していて嬉しいことがふたつありました。三度目は無いと思うので、しみじみとかみしめています。
一つ目は140字小説にて。
4月の末に刊行された本に、以前コンテストで一席に選んでいただいた作品が掲載されました。
10年以上書き続けている、ほしおさなえ先生が出された入門編とも言える作品集です。載っているのはわずかな行数ですが、素敵な解説も添えていただき、献本をめくる指がふるえました。
3年間で三桁にのぼる投稿をしていますから、やはり下手な鉄砲もたくさん撃てば当たることもあるようです。
もう一つは始めたばかりの自由律俳句です。『ライトハイク協会』という社団法人が行うコンテストは、お題の上の句と同じ文字数で下の句を詠むというやり方。五・七・五の定型もなく、季語も不要。下の句次第で、様々なシチュエーションを醸し出せます。
気に入っている自作を例にすると、
熱さのなかにも ←お題の上の句
先に出たら負け ←私の下の句です
どうでしょう? 何か浮かびました?
こんな要領で4月に投句したものが、なんと最優秀句に選ばれました!(当該作はnoteでライトハイクを検索していただくと読めます!)
今でも信じられない。もしや作品数が少なすぎて……などと、失礼な考えも浮かぶくらいには驚きました。
でも、そうだとしても光栄なこと。
なにしろ、私の頭の中はいつでも言葉がぐるぐると回っています。たった数文字といえど、こねくり回してひねり出した作品です。
うれしいし、楽しい……。
もちろんコンテストに出すものばかり書いているわけではありません。でも、きっかけやモチベーションにはなりますね。形は変わっても、何かしら続けていきたいです。
ものの見事に落選した作品や、そのほか急に思いついたSSなどは『ma priere-私の祈り-』に改稿して追記しています。どの作品もカップ麺を待つ間に読めてしまうお手軽さです。よろしければ。
https://estar.jp/novels/25901581
2024/6/5(水)恥ずかしいので深夜の更新です
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