餅は餅屋!

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餅は餅屋!

 スマホの調子が突然悪くなり、交換することになりました。  代替機と説明書が宅配で届き……速攻でショップに予約を入れました。  自分で乗せ換えをするつもりでしたがショップのサービスメニューにちゃんとありますね。恥ずかしいかなと思ったけれど、迅速丁寧な作業で無事新しいスマホが我が手に。料金プランまで見直しでき、すっきりとした心地で帰宅しました。餅は餅屋、ですね(≧∇≦)b  今回のことで思い出したので、今日はアナログに始まる私と情報機器(?)との関わりを書いてみます。歴史の証言者のような意気込みです。  高校生時代、地方の商業高校で和文タイプとカナタイプを履修しました。タイプライターです! パソコンどころかワープロも見たことありませんでした。和文タイプは、レバーを操作し金属製の文字を一文字ずつ探して打つという仕組みでした。ばちんって感じ。  カナタイプはカタカナのみが書かれた文字列。「チトシハマノリレ」のボタンが指の基本ポジション。今でこそローマ字入力ができるようになりましたが、困った経験もあります。  そして、高卒で就職した職場でもカナタイプが健在でした。タイプした文字を紙の穿孔テープに穴を開けて記録し、読み取り機を使って通信していました。  状況を想像できる方、いらっしゃるでしょうか?  そこを数年で退社し、転職した会社でワープロに出会いました。元帳を万年筆で手書きするような会社で、限られた書面の作成だけワープロ打ちしていたと覚えています。保存は何だったかな? フロッピーではなかったような。そこは忘れてますね。  それから環境が激変し、数年のブランクを経て就職した会社でコンピュータに触れるようになります。OSがWindowsより古い時代です。どうやって操作を覚えたのだろう? 自分でも謎です。営業社員さんは全員ポケベルを持ち、役職者などが自動車電話を使用し始めた頃です。現物を知ってる人いるでしょうか。  その会社に在籍した10年間で、加速度的にインターネットなどが普及したのかな。会社では業者さんにお任せしていたので、設定などはわからなくてもなんとかなっていました。この姿勢がたぶん今も続いてるのかも。情弱です。目まぐるしい変化のスピードについていけませんでした。  私は電化製品にも相性悪い。むかーし昔、テレビ番組をビデオテープに録画しようとして予約ができず、放送時間に合わせてテレビの前に走っていたタイプです。周囲に頼れる人もおらず、世の中のデジタル化には乗らない決意をしました。  そんな私が、4年前に突然スマホを買ったのです。無謀でした。通話の仕方から教わりました。衝動に駆られてSNSやら小説の投稿なんてやってますが、基本は変わりません。調子の悪くなったスマホを慌ててショップに持ち込むしかできませんでした。  結果としてわからないことも教わることができて、今は少しだけほっとしています。(少しだけですが)  諦めてすべてを手放すまで、この葛藤や不安は続きますね。 (2024/5/13(月))
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