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送り出した朝も
過ぎてゆく午後も
走りだした途中
気付かずに
転んで
その度
責める
時間がないと喚く
結局
明くる日
そして
またね、と
独りを好んで
遠ざかる
あぁ、、
上手く生きる術をもたない
あぁ、、、、ぁ
別に今となっては分りたくもないや
幸か不幸か
聞かれても
ただ
誰かを
羨んで泣きたくなるだけ
空っぽは無
さようならは編み物
ほどけ目が私であるなら
繋ぐ手はない
振りほどく手もない
愛がない
満ちる私はいない
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