サラリーマンが魔法学校で学生します。

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『ここが君の部屋じゃよ。自由に使いなさい』 そこは、1つのベッドと勉強机、クローゼット、大きな窓と鏡があり人が住むには十分な所だった。 『前にここに人が住んでたから必要な物資はあるがもし何か必要なものがあれば言いなさい。』 『ありがとうございます。何から何まで、、、、、』 『良いんじゃよ。その代わりこの学校に通ってもらうからのう』 『は、、はい』 『不満かもしれんがすぐ打ち明けると思うから大丈夫じゃ。明日は、9時に入学式が始まるからわしと一緒に場所に移動しよう』 ワトソン校長は、笑って励ましてくれたが正直とても不満だった。 (魔法使いしかいない世界で、普通の人間がいたらきっと目立つだろうな、、、 ワトソン校長は、人間を見慣れてるから平気だけど、、、、、、 でも、住む部屋まで用意してくれたんだから恩を仇で返さないようにしっかりやろう) 俺は、決心した。 その時、ドアがコンコンと鳴った。 (誰だろう?ワトソン校長かな?) 『はーい。今開けます。』 ドアを開けると、ワトソン校長ではなくさっき自分を、連行したあの警察魔女が立っていた。
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