サラリーマンが魔法学校で学生します。

5/14

0人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
入学式当日朝早くに起きて俺は、制服に腕を通した。 サイズもぴったりでデザインもいい。 『俺本物の魔法使いみたい!!!!』 俺は、鏡の前で何度もポーズを決めて自分に酔いしれていた。 すると、ドアをノックする音が聞こえた。 『もう着替えは終わったかい?』ワトソン校長の声だった。 『はい!終わりました。サイズもぴったりです!』 『良かった良かった もう入学式が始まりますよ。』 『今行きます!』 俺は、走って校長の元へ走った。 入学式には、いろんな種族の魔法使いが集まっていた。 エルフ、半獣系、半鳥、ケモノ、 亜人 、 天使、、、 たくさんの種族に、囲まれた俺は、少し緊張した。 (俺ここでやっていけるかな?人間が珍しいっていうし、、、、) すると、後ろから肩を叩かれた。振り返るとそこには、腰まである金髪、緑色した目でニコッと笑ったエルフの女の子が立っていた。 『初めまして。私、ララノア!貴方は?』 『俺は、高瀬 港』 『変わった名前ね、、、、貴方ってもしかして人間?』 『そうだよ』 『すごい!私、一度人間を見てみたかったの!よろしくね!港!』 『よろしく。』 明るいエルフの女の子と握手を交わした。 (入学早々エルフと友達になれちゃうなんて魔法学校はすごいな、、、) すると、突然あたりは暗くなり煙が立ち始め入学おめでとうの文字が、天井に浮かび上がってきた。 『何あれ?』『文字が出てきた』『入学おめでとうって書いてる!』 生徒達は、天井のお祝いメッセージに興味深々だった。 その時、魔女帽子を被った老婆が、教壇の前に登場した。 『皆さん、入学おめでとうございます。私は、この学校の副校長の ラリシア ミニアです。3年間どうぞよろしくお願いします。』 (この人が、副校長か、、、) 『次は、校長先生の言葉です。』 『皆さん、初めまして。この学校の校長ワトソンです。入学おめでとう。この魔法学校でたくさん魔法を習ってたくさん知識をつけてください。』 校長は、笑顔で俺たち生徒に歓迎してくれた。 (校長先生は、優しそうだなー良かった校長先生に助けてもらって)
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加