サラリーマンが魔法学校で学生します。

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『では、これから皆さんにゲームをしてもらいます。』 『えっ?』 いきなりの校長先生の発言に理解が追いつかなかった。周りも、どういうこと?と言いたげな顔をしていた。 『まず、グループに分かれて校庭に出て箒で空を飛んでドラゴンに逃げてもらいます。 逃げるだけじゃつまらないのでドラゴンの首に掛けてある鍵を掴んでください。 その鍵は、皆さんの寮の部屋です。もし掴めなかったら外で寝てもらいます。 絶対にクリアしてくださいね。これは、皆様の能力テストです。いつでも危機感を持って生活していけるようにのテストです。みなさん全力をだして頑張ってください。』 いきなりの説明に理解が追いつかなかった ドラゴン?箒で空を飛ぶ?鍵?テスト? 状況が飲み込めない。空の飛び方なんてわからないしどうやってドラゴンの首から鍵を取るんだよ。俺が一番不利じゃないか、、、どうすればいい、、、俺ドラゴンに喰われて死ぬかもしれないのに、、、、 すると、後ろからララノアが話しかけてきた。 『一緒のグループだね。港は、箒乗れるの?』 『それが、乗り方もわからない、、、』 『じゃ私が教えてあげるよ!ドラゴンに喰われないために寮に入れるためにね!!!』 (あ〜女神だ〜) 俺は、心の中で感謝の涙を流していた時に、俺たちのグループが校庭に来るように呼び出しが出た。 髪を三つ編みにして黒縁メガネをかけたいかにも魔女っぽい女の子 金髪でそばかすのある優しそうな男の子 背が高くビクビクと怯え気弱そうな男の子 そして、エルフのララノアと人間の高瀬 港。 グループは、男女合わせ合わせて5人のメンバー。
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