ステロイド治療の開始

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目眩が止まった私は入院生活が暇であった。 とは言うものの、ステロイド剤は日割り計算で毎日違う分量を飲み続け、何だか一回り大きなイソバイドを啜る毎日。 そこで暇な私は自分の身体に起きた変化を調べる事にした。 まず暗闇状態になると、右目と左目が違う方向を向いているのを自覚した。 暗闇から明るくすると、焦点が合ってない目が焦点を頑張り合わせようと動くものだから、背景が強制スクロールみたいで気持ち悪くなる。 この状態がどういう事かと言うと、夜中に気になってスマホを点灯させると焦点が合わずに画面が見えないのである。 (この現象は2年程続き、携帯小説を更新出来ない主な原因。) 気合いを入れれば画面と焦点が合うので入院中は高橋名人の昔の言い付け守り、ゲームは1日一時間と決める事にした。 と思ったのだが、片目が疼く厨二病の様な眼帯をして片目を封印すれば焦点を気にならないと悟ってしまったので、 漆黒の堕天使ミコにゃふを名乗ろうとしたら、主治医から悪くない目を塞ぎ続けるのは良くないと指示が来たので諦める事にする。 続いての症状というかトラウマなのか、悪い耳を下にして眠れなくなってしまった。 これはこの文書を書いてる2024年現在も続いている。 逆の耳を下にすれば眠れるのだが自分でも意味不明だ。 左耳を下にして寝て起きたら難聴になってたからだろうか。 右を下に体勢を取れば普通に眠れるので困ってはいないのだが、人体の不思議である。 中音域の音のみ聞き取り難くなった。 2024年現在は耳鳴りも改善されて、聴力検査では健康な右耳が100%なら左が90%まで回復して、一般人と同じ判定を受けたのだが。 とある周波数のみ聞き取り難い。それが10%なんだろうね。 目眩の予兆を察知出来る様になった。 そんな時はネットで推奨されている首のストレッチだ。
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