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アンはそのまま僕の部屋から出ていくと、代わりに入ってきた奴がいる 「……なんだよ。お前も僕を起こしにきたのか?」 黒髪短髪の寝癖頭を掻き上げながら、ベッドに乗ってきた黒猫に言う 「早起きなんだな。ブルーベリー。」 この名前を付けたのはアンだ。 瞳の色が綺麗な紫色をしているから、ブルーベリーにしたそうだ 元々は、捨て猫だったのをアンが拾ってきた猫で、まだまだ若い方の猫なのに妙に落ち着いている性格だ 「………」 窓から青空が見える まるで、夢の中と同じ…… 「とりあえず、着替えるよ。」 そうブルーベリーに言うと、ブルーベリーは静かにベッドから降り部屋から出ていった
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