7
3/3
読書設定
目次
前へ
/
56ページ
次へ
翌朝、匡久が起きると、巧はすでにシャワーを浴びた後で、濡れた髪を乾かしていた。 「おはよう」 匡久の言葉に、ぷいと目を逸らす。 巧が食卓についてトーストを食べたことに、匡久はほっとした。 だが、やはり眼を合わせず、匡久を無視する。 そして、普段より長く母親の仏壇の前に座ってから、 「行ってきます、お母さん」 と言って、いつもより早く一人で家を出て行った。
/
56ページ
最初のコメントを投稿しよう!
11人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
506(あなた 0)
スターギフトを贈る
1(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!