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序章
夕暮れの旧校舎
校舎はとても静かで誰もいない。
私は、立ち入り禁止の旧校舎に1人で迷い込んでしまった
何故旧校舎に来てしまったのか分からない
気がつけば…この場所に来ていた。
窓の外を見ると、空がだんだん暗くなってきている
旧校舎から出る方法も分からないし、誰かを呼ぶことも出来ない。
(お願い誰か助けて…)
小さく、呟いた瞬間だった
「珍しいね…旧校舎に迷い込むなんて」
顔を上げると、私の前に同い年くらいの男の子が立っていた。
これが私と彼のーーーー初めての出会いだった
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