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意外に近くにいた偉い人
私、職場で英語をちょっとだけ教わった時期があります。なんとネィティブの方が職場にやって来て、英語を教えてくれるんです。私のような、「日本に来たなら日本語使いなさいよ!郷に入っては郷に従えっていうでしょ!」というナショナリズム(この使い方合ってます?💦)振りかざしてても、外国のお客様が来た時に「アイキャントスピークイングリッシュ」しか言えないのもどうかということで、職場は英語の先生を雇って、私のような輩に教えてくれました。(でも、結果として「シーユー」と「ワンスもあプリーズ」しか語彙は増えてません。多分、出川さんと同じレベルの語彙力です😭💦)
【英語教師のクロード=井上】そんな私が必要にかられて覚えたのが、説明を終えて了解してもらえたら名前を書いてもらうための英語でした。
私「ここんとこ(自書欄)に『サインプリーズ』って言ったら、さらさらーっと筆記体で書かれちゃって・・・違う、そうじゃない、ちゃんと読める字で書いて欲しいんだって感じになって、困りました」
と相談したら、ジョナサン(ジョジョと同じ名前だから覚えた✨)先生が
「そういう時は『スタンプ、プリーズ』です」
と、ほぼほぼ日本語で教えてくれました。
『サイン』は筆記体。
『スタンプ』はブロック体を意味するそうです。
数年後、私は、異動しました。新しい職場では、隣の席のおじさんとめちゃ仲良しになり、世間話していて、なぜか英語の話になりました。
それで私は得意げに
「知ってましたかー?書類の最後にサインが欲しい時に、英語でなんて言うか」
と、ジョナサン先生の教えを「ふふふん」鼻たーかだか👺に話し始めたんですよ。
するとおじさん
「スタンプ、プリーズですね」
と、あっさり即答。
私「な、なぬー!?( ゚Д゚)」
おじさん「ライトプリーズの場合は、筆記体でもブロック体でもどちらでもOKになります。確実に記名して欲しい時は、スタンプですね」
私「なぬ?なぬ?なぬー!?(;゚Д゚)」
せっかく仕入れた知識を偉そうに見せびらかそうと思ったのに、おじさんの方が上だった・・・。
逆隣りの席の若人職員が
「鳴さん、知らなかったの?あの人、ハーバード大だよ。あの人に英語の話題でマウントは取れないよ」
と、教えてくれました。
私「んなハーバード大出身者なんて、パックンくらいしか知らんわー (╯°□°)╯︵ ┻━┻」
と、なりました。
うぅ、ハズイ・・・。付け焼刃の英語披露して、どえらい目に遭いました。
クロードの時にこのネタ(ネタ、言っちゃった💦)書こうかと思ったけど、一向にその機会が訪れないので、ここに書いちゃいました。
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