不遇な令嬢は皇太子と結ばれる

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王宮につきすぐ部屋に行ってすぐに皇太子妃候補が集められた。
わたしは侍女としてエリザベスの後に続く。
さすがは皇太子妃候補たち誰もが美人で高位貴族の令嬢ばかりだ。
待っていると
「もうすぐ皇太子殿下がいらっしゃっるみたいよ」
「そうなのね、早くお目にかかりたいわ」
と話している。エリザベスは皇太子に気に入られようと前に少し出ている気がする。
そして皇太子殿下が現れたとたんに貴族令嬢たちは熱のこもった目で殿下を見ている。
「皇太子殿下は相変わらず見目麗しいわね」
「本当にあの瞳で見つめられたら···」
そうして王宮の舞踏会が今始まった。