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今日は朝から騒がしい、何でだろう。 「エリーネ、遅いわよ」 「早く来なさいって言ったわよね」 「遅くなって申し訳ありません」 「まあ、いいわ今日は気分がいいから」 「何かいいことでもありましたか」 「エリザベスが皇太子妃候補に選ばれたのよ」 「そうなんですね、それが私に何か関係があるんですか」 「そうよ、あなたはエリザベスの侍女として王宮に行きなさいもちろんあなたには行かないなんて言う選択肢はないわ、返事は」 「分かりました」 「それでいいわ分かったらとっと準備しなさい」 「はい」 と言われて準備をする。 そして使用人が乗る馬車に乗せられた。 「お嬢様、大丈夫ですよ私たちがついてますから」 「それにしてもお嬢様を侍女として王宮に連れていくなんて許せません」 「それはしょうがないもの、でもあなたたちがいるから少し安心したわララ、ミリ」 「お嬢様」 「安心してくださいお嬢様は私が守ります」 「そういってくれてありがとう」 そしていつの間にか王宮に着いていた。
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