別れ

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物思いにふけながら、一歩一歩歩いていると、見覚えのある探し続けた顔があった。 彼女はいつもの笑顔でこう言った。 「見つかっちゃった」 今日は四月一日。嘘が許される日。 何もない部屋で。二人だけの空間で。僕たちは眠りについた。
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