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焦って手の平を彼の胸について押し返す。
「ちょ…やめて下さい。いいから出て行ってよ!こんなの時間が経てばおさまるわ!」
まあ、なんてはしたない。そんな先生の声が聞こえてきそうだと思いながらもう止まらなかった。
私は思わず声を荒げた。
当たり前だ。一体何の権利があって私の体に触って来るのよ。
それにこのなれなれしい態度は何?
理解できないとい訝しい顔で彼を見る。
なのにそんな事お構いなしに彼の手は濡れた秘所を探り始める。
「いいのか。ほんとに?辛いんだろう?まっ、恥ずかしい気持ちはわかる。でも、今すぐ楽にしてやるから、いいから気持ちを楽にして俺に任せろ。もちろん他の奴なら出来るはずもないだろうが。ほら、俺となら大丈夫だから…」
一体何を根拠にそんな事が言えるのか?
婚約者と決まってもいないあなたが?それとも国家機関の役人だから?超エリートだからってそんなばかな事がまかり通るとでも思っているのだろうか?
いっそ本気を出して叩きのめして…いや、それは出来ない。
その前に腰がふらふらして起き上がることすらままならないのだから
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