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綾野麻衣side
それから、私達は手を握り合いながら
お互いの気持ちを深く語り合い
一緒に沢山笑い合った。
時折り、裕介さんは優しく唇に触れ抱きしめ
てくれたがそれ以上求める事はしなかった。
高校生のようで、こそばゆい感を覚えたが
大切にしてくれているのがわかり
嬉しかった。
半年間、私は待ちたい。
裕介さん、貴方を信頼しているから
その時は、必ず迎えに来て...
私は、小さく呟き彼に笑顔を返した。
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