対峙する

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8時間が経ち、午後7時過ぎにようやく 誠一と裕介は姿を見せた。 誠一のエネルギッシュさに 裕介は驚かされ、脱帽していた。 リビングに入るなり 「しかし綾野さんは凄いですね。  感服しました」 裕介は、開口一番そう切り出した。 「あはは!君こそよく私の考えに  ついてこれたな。見直したよ。。。」 誠一はこう返しながら 京子達に笑顔を向けていた。 「恐れ入ります」 裕介は、頭を下げる。 「あぁよかった,..」  誠一の様子を見た麻衣は小さく呟き そして安堵した。
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