本編

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「あ、待って」 慌てて両手の荷物を床に下ろしたが、 川瀬は俺の耳たぶに唇を這わせながら、 シャツのボタンを外してきた。 まだキスもしていないのに。 あっさりYシャツの袖が抜かれ、 肌着代わりのTシャツの上から 両方の尖りを攻められ、俺は息を漏らした。 「あ‥‥ぅふ、んあっ」 「気持ちいい?岸野さん」 川瀬の少しハスキーな声が余計に刺激になり ここが玄関だということを忘れてしまった。 「‥‥っ、あ、はっ、はあ‥‥ぅ、ふ、」 もっと気持ち良くなりたい。 俺は川瀬に差し出すように胸を逸らした。 「川瀬‥‥ッ」 ぐりぐりと抉られるように弄ばれて、 足の力が抜けていく。 俺の真ん中は大きく膨らみ、 溢れる先走りがボクサーパンツを濡らした。
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