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愛と青春のサロンパス
警察庁祓魔課の遷居 姫と風獣とおっさんのラブゲーム編新装版
さーて、どうしたもんか。この状況。
我等が魔上皇、勘解由小路降魔は、凄く困っていた。
正確には、途方に暮れていたといってもいい。
今、俺は山形の天陵高校の3年になっていて。
まあ、今より25歳くらい若返ってはいる。
半身麻痺は変わらんのだが。
問題は、こいつだよ。このクソ可愛いいあん畜生め♡
俺の目の前には、まだ俺と寝たこともなければ、子供作るなんて有り得ないって按配の、永遠のラブ妻勘解由小路真琴ちゃんが、無表情のままモジモジしている。
本来は10個下なはずの真琴は、今高校1年生で、切り揃えたボーイッシュなショートヘアーが、死ぬほど可愛いんだけれどさあ。
ああもう、今すぐ子作りしたいな♡この可愛い巨チチおぼこJKと♡
どっこい、それでは未来がおかしくなってしまう。うちの長男は流紫降だもんなあ。
改めて、状況を整理してみよう。
道玄坂の勘解由小路家、要するに俺の生家な訳だが。
そこに引っ越そうと思った。だが、そりゃあジジイの罠だった訳で。
何を考えてんだ?うちのくたばり損ないは。
寿命来たんだからさ、さっさと地獄のリンボにでも行けばいいのに。
要するに、ここは俺の家の中で、同時にジジイが構築した霊的空間、陰態な訳で。
そこで、今俺はこうなっている。
目の前には、俺を先輩と呼ぶ可愛い奥さんがJKになっちゃってて。
決めたー。未来だと?そんなの知らん。
確かに、今のJK真琴は15歳のピチピチ巨チチおぼこで、多分凄く妊娠しやすい年頃だ。
ところが、俺って奴は子供が凄く出来にくい男でもある。
ゾーイとのトラブルで、思いっきり科学的に証明されたんだもんね。
俺は、巨チチおぼこの手をグイっと引っ張っていった。
リムジンないから、別のハイヤーを借りてあった。轟さん、お願いするよー。
ハイヤーは、場末のラブホテルまで俺達を運んでいた。
ラブホテル?ごめん使ったことないや。
適当に金払って鍵を受け取った。
扉の前に並んで立っていたので、思いっきり尻を鷲掴みしてやった。
入っていいのね?じゃあ、お邪魔しまーす。
入って速攻、真琴をベッドに押し倒した。
やっぱりシャワー浴びたいって?まあ昔から汗っかきだもんな?
黙殺して裸に剝いた。
あああ。つまらん白のブラジャー着けてるなあ。
まあJKだから、解らんでもないんだが、どうせなら黒いブラジャーくらいさあ。
ああ♡可愛いソックス履いちゃってるなあ♡
まあ一応、世間じゃあ2005年てことになってる訳で。
ルーズソックス?興味ないあんなダルダルな靴下。
真琴が履いてなくてよかった。
今、ふと考えた。島原んとこのおっぱい眼鏡は、今は多分高3だよな?長崎住んでて俺と同い年で。
あいつ、履いてないよな頼むぞホント。
あああ♡スカート捲っちゃうぞー♡全身ペロペロしたあとで♡
そして!全世界のお父さん達!これが!夢にまで見た嫁がJK時代のペロ尻の登場ですよ!
ああよかったー♡真琴の尻スカスカだったらどうしようって思った。
ただ――ああなあ。やっぱなあ。
そこで、俺は現実を思い出した。
この世界構築は、恐ろしく精巧で、ハッキリ言ってもう1つの地球レベルの広さがある。
改めて凄いなジジイ。お前に、そこまで力あるのかね?
そして、真琴の若返りもほぼ正確だ。
そのリアリティだよ。問題は。
改めてさ。これ、どうしよう?
真琴の尻には、片尻を完全にカバーするほどの面積の、大きなサロンパスが貼られていた。しかも、空湿布にタイガーバームを塗ってあると言っていたし。
ハアハアした真琴の吐息と、ツーンとした刺激臭と、どう向き合えばいいのか?俺は、じっとそれを考えていた。
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