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「......斑人、う、うち、来る、?」
『ん?橙矢の家?』
自分でも、何故誘ったのかはわからない。
何となく、寂しそうに見えたからだろうか。
それとも、別の理由か。
何でも良かった。斑人となら、僕は気楽に生きられるのかもしれない。
『じゃあ、お邪魔する。行こう、』
斑人の黒いサラサラの髪が風に靡く。
やっぱり格好いい。
そのまま斑人に手を引かれて、僕らは高台から下りた。
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