カフェ。

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「.......あ、紫苑〜?僕、手央!」 『あぁ、はい、今開けます〜、』 目が見えないのにインターホンを操作できる紫苑は凄いと思う。 玄関が開いて、壁に縋って歩きながら紫苑が出てくる。 「迎えに来たよ、もう準備できてる?」 『うん、あ、あのさ、僕のカバンに携帯入ってるかだけ見てくれない、?』 「良いよ、」 紫苑と出かける時は必ず忘れ物チェックを代わりにしてあげる。 ちょっと抜けてるところがあるから忘れ物が多かったりする。 「うん、大丈夫、携帯あるよ、」 『ありがと、じゃあ行こう?』 「うんっ、行こう!!!」
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