7 − Tomiyama side

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7 − Tomiyama side

朝、お腹の振動で目を覚ます。 無音の世界に生きる僕にとって、 これがなければ多分朝起きられないだろう。 朝日が差し込んでも気が付かないくらいに眠りの深い僕は、 微かに感じる振動だけを頼りに毎朝起きていた。 今日は特に寝坊は許されない。 久々に同級生に会う日。 精一杯、おめかししなくては。
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