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列車の中も突然の外の騒動に驚いていた。
「何が起きたんだ起きたんだ!?」
ケンノエもその一人。
駅員が「落ち着いてください!落ち着いてください!」と乗客を宥める。
「一体どうしたんですか?」
ケンノエが駅員に聞く。
「反社会勢力がユートピアへ行く事を妨害してきた今は警察が対応している所だ」
と駅員は答えた。
「うわーん怖いよー怖いよー!」
「大丈夫よ警察が悪い奴らをやっつけてくれるから!」
泣く子供をあやす母親。
「くそう厄介な連中め…」
ケンノエは歯軋りする。
そしてそしてーーー
「撃てー撃てー!」
チイチイ父部隊が銃を沢山発砲する。
盾で弾を受け流す機動隊員。
そしてそして突進してきた。
チイチイ父は銃を投げて肉弾戦に出た。
「銃が無くてもワイには小さい頃から鍛え上げられた身体能力がある!お前らに阻止なんか出来へんわー!」
目にも止まらぬ攻撃で次々と機動隊員を薙ぎ倒す。
「なんて強さだなんて強さだ!」
「無駄な抵抗はやめろ!」
機動隊員達は数人がかりでチイチイ父を捕えようとするが簡単に捕らえられるチイチイ父じゃない。
「離せー!離せー!」
「くっそー!」
そんな時そんな時ヒロとミツオが押し倒され捕獲された。
「ヒロ!ミツオ!くっそー!」
チイチイ父はヒロとミツオを助けようとする。
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