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しかししかしチイチイ父は後ろから鉄の棒で叩かれる。
「大人しくしろ!」
そしてそして、結局チイチイ父達は捕まってしまった。
チイチイ父は機動隊に対して睨みつける。
「お前ら目を覚ませ、奴らがこれから行く所は楽園なんかやない。果てのない地獄や!」
そしてそしてこう言い放った。
「ふん寝言は寝て言え。シャンティ帝国はスイーツ国、そしてそしてここ、アズキ王国より発展していて素敵な所なのだとマスコミも言っている。そしてそして奴らがアズキの税金を横取りしているから奴らが出ていく事はこの国の為になる事なんだよ」
機動隊の男は嘲笑うようにチイチイ父に言った。
「ぐおぉ…これからお前らは大きな業を背負う事になるでぇ!!」
チイチイ父の雄叫びは響いた。
ーーー
『お待たせしました。只今出発いたします』
チイチイ父達が連行された後列車は再び動き出す。
ケンノエはホッと一息ついた。
「やっと動き出したよ」
ケンノエだけでなく乗客達も安堵したようだった。
「本当にもうチイチイ父達には困ったものだ」
「とりあえず逮捕されて良かったよ良かったよ」
人々はこう言っていた。
ケンノエは気になった。
『これからお前らは大きな業を背負う事になるでぇ!!』
チイチイ父の言っていた言葉それはどんな意味なんだろう?
しかししかし悪い奴の言う事だ気にしない方が良い。
ケンノエは軽く水に流した。
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