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ケンノエの意識は飛びそのまま地に崩れた。
「まずい逃げるのです!」
友郎はニコニコを抱いて逃げ出した。
ババババババン
無数の弾丸が放たれる中友郎は無我夢中で走り抜けた。
ーーー
アズキ国、徳島県海部郡。
ケンノエの母セツカはある日を境にケンノエからの便りが無くなり不安に思っていた。
大丈夫なんだろうかケンノエ。
風邪ひいてたりしてないだろうか?
まさか死んでたりするなんて事は…。
送金もいくらかしたがそのお礼の返事も無くセツカは気が気で無かった。
そこでセツカは壺を用意してありとあらゆる化学物質を集め一つの生命体を作った。
それは一人の女の赤ん坊だった。
セツカは彼女に「ノーナ」と名付けた。
ケンノエの好きだったアニメキャラの名前だ。
「ノーナ、お前をシャンティに送るよ。ケンノエに可愛がってもらいなさい」
そしてそしてセツカはノーナをシャンティに送った。
因みにセツカが送った送金は全て国の肥やしに消えていった。
また国は国民には食べさせようとせず自分の国の軍事力を上げる為にただ核開発に使っていた。
こんな人々の為にならない事をしているのはとある理由があった。
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