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時は200X年。夢に見たユートピア「シャンティ帝国」に行こうとするケンノエ達賛成派
そしてそしてそれに反対しデモを展開しようとするチイチイ父を筆頭にしたデモ部隊。
彼らの衝突は時一刻と迫っていた。
ーーー
バッグを持ったケンノエはとある駅に辿り着く。
そこにはかなりの人だかりが出来ていた。
「人多いなぁ、みんなもシャンティ帝国の事を聞いてここに来たのか…」とケンノエは息を飲んだ。
駅にはなんと服屋とか色々な店があって綺麗な服とか色々な物を持ち込んで暮らそうみたいな雰囲気さえなっていた。
美味しそうな匂いがしていて煮込みハンバーグとかの料理が置いてある。
「何買っても良いよ何買っても良いよ♪」
と店員がケンノエを接客した。
「じゃあじゃあ大判焼き一つ」
「大判焼きねはい」
ケンノエは大判焼きを頬張り甘い気持ちに包まれた。
それが最後の晩餐となる事も知らずに…。
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