あの子は鳴けないほととぎす

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「であるから…」 あのピアノの音はなんだったんだろう。 「そこで…」 もしかして、幽霊とか!? 「でも…」 いやいやそんなはずないでしょ。 「おい。聞いてんのか?」 いつの間にか目の前に先生が立っている。 「えっ、あっ、はい。すみません。」 私は強制的に数学の授業へと引き戻される。 あまりにも昨日のことが衝撃だった あのこの言う通り、もしかして… 「本当に幽霊!?」 「何言ってんだお前。」 周りの友達がドッと笑った。
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