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「ノンノンは一平より俺に懐いてた・・・っ。
一平に撫でられるより俺に撫でられたがってた・・・っ。
一平に抱かれるより俺に・・・俺に、ノンノンは俺に抱かれたがってた・・・っ。」
私のことを“ノンノン”と重ね、そして私のことを一平さんの所へ帰すつもりでいる青さんが苦しそうにそう言って・・・
「ごめん、望・・・今だけノンノンになって・・・。
俺だけのノンノンになって・・・。
他の奴のモノは取ったらいけないってあの先公から言われたんだろ・・・?
俺だってそう思うから、だから・・・」
青さんが私の首筋に顔を埋めたまま、私のおマ○コを優しく撫で続けながら、私のことを片手で強く抱き締めた。
強く強く、抱き締めた。
「俺だけのノンノンだったノンノンに、今だけ戻って・・・。
今だけは、“普通”の女の子に生まれ変わって・・・。
俺・・・俺、ずっと会いたくて・・・。
“普通”の女の子に生まれ変わったノンノンにずっと会いたくて・・・。
だから今まで頑張ってきて・・・これからも、頑張ろうとしてて・・・。
ノンノンが捨てられたら可哀想だなと思ってたけど・・・・思ってたけど・・・っっ」
青さんが顔をゆっくりと上げた。
大きく歪めた顔を。
怒っているのに泣いている顔を。
嫉妬で狂っているような顔を。
そんな顔で私のことを見詰めて・・・
「本当のところ、ばあさんになってからで良いから俺も欲しいって・・・どうしても欲しいって・・・思ってた・・・っ。
望も望のばあちゃんみたいにボケて、あいつが面倒だと1ミリでも思ったなら、俺が欲しかった・・・っ俺が拾いたかった・・・っ。」
「青さん・・・」
「“普通”の女の子どころか“普通”のばあさんでもなくなった時、俺が迎えに行きたかった・・・っ。
俺はもう1度この世界で、ノンノンに会いたかったから・・・っ。」
「・・・・・っ」
「“普通”の女の子に生まれ変わったノンノンに会って、ボケたノンノンが・・・あいつのことを忘れたノンノンが、俺でも良いって1度でも言ってくれたら・・・俺・・・俺さ・・・結婚したかった・・・。
俺、ノンノンと結婚して家族になりたかった・・・。
ノンノンは俺と一緒にいたいって・・・あいつじゃなくて俺とずっと一緒にいたいって言ってたから・・・。
婚姻届なんて出せなくても、本物の夫婦になんてなれなくても、俺もノンノンと・・・俺だけのノンノンと”ほぼ本物の夫婦“として一緒にいたかった・・・。」
お兄ちゃんからの暗示と洗脳を受けていた青さんに、あの時は気付かなかったけれど私も青さんに暗示と洗脳をしてしまった。
あんなに弱っていた青さんに、昔は“ノンノン”だった私がノンノンになって青さんに暗示と洗脳をしてしまっていた。
青さんの人生をこんな人生にしてしまった。
増田財閥とは何の関係もない青さんのことを、こんなに苦しくてこんなに悲しくてこんなに虚しい人生にしてしまった。
どんなに汚いことでもするつもりで、私は青さんの弱みであるおちんちんと“私”自身を使おうと思っていたけれど、今は出来そうにない。
私は“ダメ秘書”だから、この好機を“好機”だとは思えない。
「青さん。」
泣きながら、でも笑いながら青さんの名前を呼び、片手でもなく両手でネコのポーズをした。
「“ノンノン”、捨てられちゃったの。
また拾ってくれる?」
「・・・・・・っっっ」
「“ノンノン”、青さんに撫でられるのが1番好きなの。
“ノンノン”が1番懐いてるのは青さんなの。」
「・・・・・・・うん。」
「“ノンノン”が抱いて欲しいのは青さんだけなの。」
「うん・・・・・。」
「ノンノン、生まれ変わったよ。
“普通”の女の子に・・・おマ○コを持った“普通”の女の子に生まれ変わったよ。」
「うん・・・・・。」
「“ノンノン”のこと、彼女にして?」
「うん・・・・・・。」
「“ノンノン”のこと、いっぱい気持ち良くして?」
「うん・・・・・・。」
青さんが泣きながら、でも凄く嬉しそうな顔で笑いながら、私の顔にゆっくりと顔を下ろしてきた。
「ノンノンはやっぱりネコだな・・・。
前は断ってきたのに、ノンノンはやっぱりネコだな・・・。」
「うん・・・。」
「ノンノンは・・・俺のネコだな・・・。」
「うん・・・。」
「俺だけのネコだな・・・。」
「うん・・・。」
頷いた後に、私のすぐ目の前にある青さんに向かって笑いながら口を開いた。
「青さん、“ノンノン”のおマ○コ、いっぱい撫で撫でして?にゃんっ♪」
私の言葉に青さんはバッ─────...と、勢い良く私にキスをして・・・
それからゆっくりと、顔を上げた。
意地悪な顔で、顔を上げて・・・
「俺のネコだから演技はするなよ?」
そう言って、私のおマ○コの中をまたゆっくりと撫で始めた。
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