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翌朝 6時前に起き、パジャマから部屋着に着替えようとし・・・その手を止めた。 結局、身体だけではなく心まで熱くなっていたこともあり、昨晩は暖房を付けることなくパジャマを着て寝た。 いや、ほぼ眠れなかった・・・。 ウトウトする度に青さんとのエッチがまた私 の中に戻ってきて、残っていたおマ○コの痛みも疼きに変わるくらいに悶々とした夜を過ごした。 「凄いクリスマスだった・・・。」 パンツ1枚で一平さんの第2ボタンを首から下げている姿で呟いた後、段ボールの上に置いていた三山社長から買って貰ったロングコートを眺めた。 「“Hatori”のコートよりも凄いクリスマスプレゼントだった・・・。」 初めて青さんと過ごせたクリスマスの日は、“嬉しい”や“幸せ”という感想よりも“凄い”という感想だった。 あんなに凄い1日を過ごせたのは初めてのことだった。 そう思いながら、私はパンツ1枚の姿で部屋の扉を静かに開けた。 そして・・・ トイレでも洗面所でもリビングでもなく、私の部屋の向かい側にある青さんの寝室の扉をゆっくりと開いた。 そしたら、青さんの部屋は私の部屋よりも真っ暗で。 遮光カーテンではないようだけど暗めの色のカーテンは、12月の6時の中だとこんなにも暗い。 それを確認しつつ青さんの部屋の中に足を踏み入れ、青さんの大きな大きなイビキを聞きながら部屋の扉を静かに閉めた。 私の部屋と同じくらいひんやりとする青さんの部屋。 大きな大きなイビキをかいている青さんはダブルベッドでもなくキングサイズのベッドの上で大の字になって寝ている。 両手も両足も掛け布団からはみ出ていて、指先も足先もピクリと動かすことなく熟睡している。 そんな青さんのことを数分見下ろし続けた後、私は静かに深呼吸を繰り返した。 それから、私の“友達”であるマナリーと田代君の姿を思い浮かべた。 私に手を差し伸べてくれただけではなく私に協力もしてくれている2人の“友達”のことを。 その2人に背中を押されるように私は青さんの足元へと歩き、掛け布団をソッ─────...と持ち上げた。 それから、ボクサーパンツ1枚で寝ている青さんの足の間にスルッと入り、掛け布団から手を放した。 「朝勃ち、本当にするんだ・・・。」 真っ暗な布団の中で青さんのおちんちんを少しだけ触ると大きく硬くなっていた。 それを少しだけ撫でた後に両手でゆっくりとボクサーパンツから青さんのおちんちんを出して・・・。 ペロッと、先っぽを舐めた。 それでも青さんのイビキは止まることがないのを確認し、私は口を大きく開け、青さんのおちんちんの先っぽを咥えた。
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