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「成美」
「ん……」
「成美、朝ですよ、起きてください」
優しい声と
優しい手が私を呼び起こす。
そっと目を開ければ
私のことを見つめる綾瀬さんと視線があった。
私、あれから
二度寝しちゃったのかな……
「よく寝れたみたいですね、良かったです」
すでにスーツに着替え
お仕事モードな綾瀬さんの姿は
やっぱり何度見ても
見惚れてしまうくらいにかっこいい……
「おはようございます、成美」
「……戻ってる」
「はい?」
「……なんでもないです。おはようございます、綾瀬さん」
挨拶を交わせば優しくそっと
私の頬に甘いキスをひとつ落とした綾瀬さん。
あ、朝から
これは刺激が強すぎる……
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