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中へと差し込まれた指で、狭い窄まりを広げられる。
「っ、ん、んん」」
外気に触れた粘膜がくちゅりと音をたて、身体が震えた。一本だったものが二本、三本の指に増えていく。
「あ、あ……ま、待って」
抜き差しされるものが敏感な箇所を擦っていくたびに、身を悶えさてしまう。
「だいぶ解れてきたな」
引き抜いた指で窄まりの周囲をたどる。爪先の固い感触にぴりぴりと静電気のような刺激を感じた。
解れたらどうなるのか。目的はひとつとわかっていても、あの強直が入るかと思うとぞくぞく皮膚が粟立った。
「息、忘れんなよ」
食べられるようなキスを首筋にほどこされる。ちくりしとした痛みにふっと体の力が抜けた。
「あ、あ……、あっ」
後孔に熱いものがぐっと押し付けられる。ねだるように窄まりへ合わせたのちに、ずぷりと挿れられた。しとどに濡れているせいで、くちゅくちゅと水音が聴覚を犯す。
「あっ、あ、あ、んん……」
肩をぶるぶると震わせた。質量のある神庭が狭いナカを強引に割り進める。なにもわからなくなってしまいそうだった。
「なぎ、さ」
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