第三噺 病院にて

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第三噺 病院にて

途端に救急車がやって来た。 「この方ですか、」 (そうだ、) 「はい・・・・」 「乗って下さい、そちらの方々は?」 「友人です、行ってもいいですか?」 と七星と門白は救急車に乗り込みナルム帝国大学医科歯科大学病院へ運ばれた。 「・・・どうも、担当の鱈ンチュラです、平田クワガタさんは検査を受けて頂いてます。」 「はい・・・」 と廊下に出た。 「大丈夫かな・・・」 「門白、そんなに気にするんなって、あいつはそんな昆虫じゃあない」 ・・・と二人も心配しながらも検査は終わった。 「・・・検査の結果・・・異常なしでした。」 「はぁっ!?そんなことあり得るかよ!」 と七星は言った。 「でもウイルスとかでもありませんよ」 「えっ・・・」 一体なんで? 「・・・・失礼、」 とドアが開いた。 「なんですか?」 「ナルム帝国陸軍大尉の日暮セミだ。」 「陸軍!?」 「大尉さんが何にしに?」 「その異常なしの輩をこちらで引き取らせていただく」 「なぜですか?」 「・・・それは言えん、監視部長からの命令だ」 と急な陸軍登場でびっくり。。。。。 「どういうことなんですか?友人の門白です。急に引き取らせていただくななんて無理ですよ」 「・・・・8000万をお渡しするから・・・頼みます」 とお金の取引となった。 「・・・・そこまで言うならしゃーなしやな」 「いいんですか?」 「あぁ・・・七星財閥の御曹司、七星テントウや、平田の友人です」 「・・・では、引き取りらさせてもらいます」 約束を果たした。 ~ナルム帝国陸軍駐在地~ 「はっ!」 (おい、平田!ここはどこだ) 「知らないよ!」 とガラスで囲ってある・・・ここは・・・ 「・・・どうも」 「ナルム帝国陸軍大尉、日暮セミだ」 「陸軍!?」 (おいおい、俺ら検査して病院じゃなかったのかよ) 「やっと目覚めたか、」 「七星、門白!」 第三噺 病院にて 終
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