きっとずっと好き

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サプライズドッキリの内容を決めた私は今度はテーマパークのことを考え始め、1人で気持ち悪いくらいにニヤけてしまう。 雄征とは家がご近所同士で、小さい頃はいつも一緒だった。思春期を迎えてからは常に一緒というわけではなかったけど、向こうは両親が共働きで帰りが遅くてしょっちゅう家の行き来はしていたし、中学や高校に上がってからも部活がない日は一緒に登下校していた。 雄征の方は私のことを妹のような存在だと思っているようだけど、私は物心つく頃から雄征のことが好きで恋愛感情を抱いている。だから、私の気持ちに雄征は全く気づいてない。 何度か告白してみようと思ったこともあったけど、この関係を壊したくなくて未だに何も伝えられていない。 それでもそろそろこの長い長い片想いに終止符を打ってもいいはずだ。あの鈍感な雄征だけど、いい加減こっちの気持ちにも気づいてほしい。 だからこそ、今回無事にサプライズドッキリを成功させて、テーマパークに一緒に行けることになったら…その時は… 今度こそ雄征にこの気持ちを伝えてみようと思う。
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