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人は何れ死ぬ。もっと言い方はあろうが駿のやつは、私によく言うから、この状態もきっと人は何れ死ぬからと、考え始めたに違いない。「三郎太!!何て格好してるんだ!!子でもひり出んか!!」宰相様が現れた。電光石火の宰相様。名前は林川崇(はやしかわたかし)さん。面倒見の良い崇さんは天災を自在に操る鼠なんだ。「ネズちゃんダメだよー。空を見ちゃダメだよー。」出産シーンかのようだと私は思った。ネズちゃんこと崇さんはみるみる内に顔を真っ赤にし、イキり出した。「な、何がネズちゃんだ!!日頃は崇さんって普通に呼ぶよな?!雷落として、地震をその土手っ腹に焚き付けてやるぞ!!」崇さんはやたらめったら怖い人で、私は実現出来そうな崇さんが大好きだった。「ネズちゃん良い子ねー。」しかし、私は上空に在り、只只管に前向きでありました。
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