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「気持ちいい? あぁ、おかしくなるくらい気持ちよくなって欲しいな。もう僕なしじゃ生きていけないくらいに求めてくれるように……なって、くれるよね?」
くすくすと笑いながら私を抱き上げたシル様がそのままどさりと私をベッドに横たえる。
王城メイドに着せられた夜着はレースを重ねた繊細なデザインで、この初夜のために作られたとても高価なものだったのだが――
「ひゃっ!」
ビリ、と胸元から一気に破かれふるりと胸がまろび出た。
「安心して? 後でちゃんと新しいのをプレゼントするからね」
まぁ着せてあげるかはわからないけれど、なんて恐ろしいことを口にしながらにこりと微笑み露になった私の胸元に顔を埋めたシル様の舌が、胸の柔らかさを確認するかのように下乳から乳輪へとあがる。
そのまま乳首には触れないようにくるりと乳輪をなぞった。
「期待してくれてるのかな? 舐めて欲しそうに少しぷっくりしてきたね」
「え……」
言われた言葉にドキリとし、そっと視線を胸元へ向ける。
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