17歳のオーディション

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私は、歌手を夢見る17歳  赤瀬 椿。 歌手になりたいと思ったのは、7歳の頃から。 お母さんに連れられ初めてある歌手のコンサートに行った。                高崎咲 テレビで見ない日なんてなく歌唱力、ルックス、スタイル、センス全てが完璧な彼女。チケットもなかなか取れない中で、なんとか手に入れた そこで見た感動は、今でも忘れられない。大勢の人の中でスポットライトが 彼女を照らしていた。 彼女の歌声が近くで聞こえる。思わず息を呑んだ。 7歳の私には、あまりにも大きな感動で言葉にできなかった。 でも私は、その時「歌手になりたい、、、、、、」と思った。 「ねぇねぇ!お母さん!」 「なに?」 「わたし大きくなったら歌手になりたい!」 「椿ならきっとなれる!お母さんが応援するわね!」 お母さんは、私を抱っこしてぎゅっと抱きしめてくれた。 歌で人を幸せにしたい!人に感動を与えたい!そして私も舞台に立って光を浴びて多くのファンの中で歌いたい! いつしか私の日常には、いつも歌があった。 歌を歌う事が私の生活の一部でなくてはならないものだった。 家の中でも 外を歩いてる時でも お風呂の時も 寝る前も 私は、歌が大好きだ。
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