読むのがイヤになる物語

1/1
前へ
/1ページ
次へ

読むのがイヤになる物語

「…ほほう、お主ならばあの邪悪な龍、ガンディユアルディアニュスミュルニュスを退治できるというのだな。え〜と、勇者シリュングスフェルディアンティ・アビリンストゥモブシス殿」 「はい、やってご覧にいれましょう。しかし、お言葉ですが、ギュンティシェファフェフィステュ王様…私の名は、シリュングスフェルディアンティ・アビリンストゥモブシスではなく、シュリュンギュスフュルディアンティ・アゥビュリュンストゥモブシスでございます」 「ふむ、それは失礼した。勇者シュリュンギュスフュルディアンティ・アゥビュリュンストゥモブシス殿。だが私の名も、ギュンティシェファフェフィステュではなく、ギュンディシュフェファフェフィストゥであるぞよ」 「ははッ…これはとんだ御無礼を。失礼をお詫び致します」 「うむ、よいのじゃ。では、勇者シュリュンギュスフュルディアンティ・アゥビュリュンストゥモブシス殿。この我がアドュルレノトゥ=フォニュシシャシュ王国の為に、さっそく龍退治に向かっておくれでないかい」 「御意に。必ずや、あの邪悪なる龍ガンディユアルディアニュスミュルニュスの首、このシュシェニュックスフェリフュシュフェ城に持ち帰ってご覧にいれましょう」  という訳で、その勇者シュリュンギュスフュルディアンティ・アゥビュリュンストゥモブシスは、愛用の剣『エキュシュラフェノヒュウス』を腰に、早速ここシュシェニュックスフェリフュシュフェ城を後に。邪悪なる龍ガンディユアルディアニュスミュルニュスを倒しに、遥か東はバフェシュギュルツェッツシュフォッフェの地へと、愛馬ブルリュンティフェトゥテェにて向かうのでした。    ね、イヤになるでしょ?
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加