笹森今日子

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笹森今日子

 保健室を出された笹森今日子は、そのまま教室に帰ると、クラスの面々に囲まれることとなりました。 「西園寺さんの噂って本当なの?」  皆、一様にそのことを聞くのですが、学園内での今日子自身の立場は守らなければいけません。 「私はよくわからないわ。小学校の時は別の学校だったし。さっきの写真だって、よく見えなかったし。」 「だったら、良く見せてあげるわ。」  山本さんが、先程の写真を笹森今日子の机に置きました。  今日子はさも、驚いたように 「えぇ?これって。西園寺さん?いやだ。合成写真でしょう?」  と、山本さんにつき返しますと 「西園寺さんの様子を見たでしょう?合成写真だったらあんなに動揺しないわよね。」 「・・・でも・・・」 「笹森さんだって、散々召使扱いされていたんだから、少し位喜んでも良いのではありません?本当は嫌だったんでしょう?」 「そんなこと。編入生でみっともない私の事をかばってくださったのは西園寺さんだけでしたもの。」  それとなく中学校の時のことを言うと、山本さんは恥ずかしそうにして、自分のクラスに帰って行きました。  それをきっかけに、女子よりも度胸のない男子達は散り散りになって、それぞれの席に着きました。  その日の帰り、牧正臣と昼休みに示し合わせてあったので、そのまま牧正臣の家に行きました。  正臣の部屋に入ると今日子はもう、肩を震わせて、声も出せずにヒィヒィと笑い始めました。 「もう~、見ものだったわよ。西園寺響子の青ざめた顔。あんたたちの話も半分嘘だと思っていたけど、本当だったのねぇ。  小学生の時に幼馴染にあんな風に縛られたままレイプされて、妊娠出産。乳母はせめてもと守り通していた処女を破瓜してまで自分の娘として育てているだなんて。  あ~、胸がすくわ~。」  正臣は響子を見て、お茶を勧めながらあきれて嗤い始めました。 「女っておっかないねぇ。自分があんな目に遭ったらどうするのさ。」  今日子は落ち着いてお茶を飲みながら 「何言ってるのよ。こんなブスでデブの私の事なんて誰もレイプなんてしないわよ。」 「ははっ。ブスでデブだって、ついてるものは西園寺家のお嬢様と同じだぜ。ましてや今度は高校生だ。身体の発達は良いし文句はないよな。」  部屋のカーテンの陰から榊原健斗が出てきました。 「ちょっと、僕のベッドじゃS〇Xするにはせまいなぁ。笹森さんが寝るのも嫌だしなぁ。床でいいか。」 「え?何言ってるの?まさか・・」  そういいながら、今日子は身体の力が抜けていくのを感じました。 「このお茶。西園寺響子をレイプする時にも使ったんだ。笹森さんの方が身体が大きいから眠るところまではいかないけど、身体の自由はきかないはずだぜ。」  そういうと、制服を脱がせ始めました。 「ちょ・・やめてよ。大声出すわよ。」 「大丈夫さ。今日は誰もいないしね。大声は出させないよ。」  そういうと、制服のリボンを今日子の口に詰めました。  身体は小さくても榊原健斗も男子です。それに牧正臣は普通の高校生の男子なのです。力では敵わない上に薬で体の自由がききません。  すっかり制服を剥ぎ取られた今日子は、痩せたとはいえ、ボリューミーな体をさらけ出しました。元々小柄だったのですが、出るべきところは出ています。  高校生の張りのある肌が露になってしまいました。 「ヒョ!案外いい身体してんじゃん。じゃ、正臣。たのむよ。俺は立たないから撮影係をするよ。」 「よし。まずは上から~。」  そう言うと、おしゃれとは程遠いスポーツブラを頭からクルリッと脱がせました。豊かな張りのある丸い胸が弾むようにこぼれ出ました。 「おぉ~。良いねぇ。ちょっと触らせてよ。」  榊原健斗は自分の物は役に立たないのですけれど、それでも女子の身体には興味がある様子で、笹森今日子の胸をぎゅっと握りました。健斗の手に余るほどの大きさです。 「う・・うぅ~~」 「あ、ごめん。痛かった?」  そういいながら乳首をきゅっと人差し指と親指でつまみあげました。  笹森今日子は当然のごとく、まだ男性関係はありませんでしたので、乱暴に乳首をつまみあげられた痛みと恐ろしさに体を捩ります。 「おいおい、榊原。初めてなんだから優しくしてやれよ。乳首擦りむけちゃうぜ。西園寺は一回授乳してるだからすこしは乳首も丈夫かもな~。でも、もう3年も前じゃ、処女同然か。俺も犯りたかったな~。」 「じゃ、下~・・」  牧 正臣が腰の力の抜けた今日子の下着を剥ぎ取りました。 「おぉ、陰毛が濃いねぇ。俺より毛深いんじゃないの?」  今日子は恥ずかしさに何とか太腿を閉じようとしますが、力が入りません。  今日子はガムテープで縛られた両手を上にあげられています。  牧正臣はなにやらボトルを出しました。 「ごめんね。さすがに濡れるまでお相手できるほど暇でもないからね。でも一応濡らしてあげるよ。」  それは、テレビなどでお笑い芸人が使っているぬるぬると光るジェルのようなものでした。 「あ、大丈夫だよ。親父の診察室から持って来た超音波用のジェルだから。身体に害はないよ。」  正臣は今日子の脚を広げ、毛深い脚の間を探りました。 「見える?健斗?」 「いや~、毛深すぎてちょっとみえないな。剃る?」 「あ~どうぜバスタオル敷くんだし、剃るか。長いからまずは鋏で切るかな。  笹森さん。動けないと思うけど動かないでよ。大事なところ切っちゃうといけないからさ。」 「ヴ・・」  泣きながらうなずく今日子のみっともない顔を健斗はアップで撮りました。  破瓜の出血のためにと用意したタオルを今日子の尻の下に敷くと、正臣は鋏とシェーバーで今日子の脚の間をツルツルにそってしまいました。 「おぉ、いいねぇ。よく見える。ジェルも塗りやすいじゃん。なんかさ、ちょっと開いてるね。笹森さん自分で慰めちゃったりしてる?」  正臣と健斗は嗤いながら今日子の陰部にジェルを塗りこみました。  そして、いざ、貫こうとしたのですが、正臣が急に動きをやめました。 「ごめん。笹森さん。後ろ向いて。その顔じゃ萎えちゃう。」  そういうと、今日子をくるりとひっくり返して、膝を立てて尻を持ち上げ、足を開きました。 「ムァァ」 「まぁまぁ。もしかしたら一生ご縁がなかったかもしれないんだから俺みたいなイケメンに破瓜してもらうだけでも喜んでよ。初めてが後ろ向きなんて、珍しいんだよ。」  そう言いながら、見えない場所から普段あまり触らない秘所が貫かれました。小柄な今日子は正臣の腕の中にすっぽりと入ります。  正臣はジェルで塗れた股間に興奮したらしく、勢いよく穿ってきました。 「ギャ・・ァ」  今日子が叫ぶのにも構わず、正臣は今日子の深いところまで何度も何度も尻に股間を打ち付け、やがて果てました。  今日子の脚の間からは太腿に向かって破瓜の血と精液が混ざって流れ落ち、敷いてあるバスタオルの上に染みて行きました。  その様子を健斗は残さず写真におさめました。  一度果てると、正臣は今日子の豊満な胸が気になってきました。 「仰向けたいけどなぁ。」  と、正臣が言うと、 「顔を隠したいんだったらとりあえず、俺のをしゃぶっといて。」  榊原健斗はズボンを下ろし、役には立たなくなっている一物を今日子に咥えさせました。柔らかい陰嚢が気持ち悪く今日子の顔に触ります。  息はできるように健斗は少し足は浮かせていましたが、これで今日子の顔は見えません。  リボンを咥えた上から健斗の小さいと言えども肉の棒を口に入れられ、声も出せず、顔の上には陰毛が少々生えた健斗の股間が見えます。  見えない場所から正臣がジェルを今度は胸に塗りつけてきました。  滑らかに動く正臣の手の動きに今日子はなぜか先程痛めつけられた股間がうずくような感じがしました。  乳首をジェルで滑らかにして指でクルクルと回し、立った乳首をつまんでコリコリとやわらかく揉んでくるのです。  最初の榊原健斗とは違い優しい指の動きでした。 「ハ・・ァ」 「ん?今よがり声上げた?」  正臣は意地悪く、今日子の血だらけの股間をのぞき込んでいる様子です。 「ははっ。よくわかんないな~血だらけで。  でもさ、この小柄さは良いよなぁ。あまりでっかい女よりはさ。  あ、健斗、そのまま乗っててよ。顔さえ見えなかったら、僕、このままできそう。」  正臣はそう言うと、今日子の胸を掴みながら、一度片方の指を今日子の出血している秘部に突っ込み、乱暴にかき回し、今度は正常位で穿ってきました。  少々感じたように見えた今日子でしたが、さすがに先程の破瓜の痛みが去らないうちに乱暴に指でかき回されたときにどこかを傷つけたようで、その上、もう一度高校生の勢いの良い男根で穿たれ、今日子は酷い痛みに襲われました。 『あぁ、西園寺さんは小学生の時にこんな痛みを・・・』  と、ようやく響子の事を思いやる気持ちが芽生えたのでした。  正臣も気が済んだようで、ようやく、健斗の小さな一物が今日子の口から出された後は、二人ともとても冷たかったのです。 「さ、早く、ウェットティッシュと、そのバスタオルで股間を拭いてさ。下着付けて。制服着て。バスタオルは証拠隠滅ってことで持って帰ってよね。  ほら。早く。今日の事言ったら写真バラまくよ。西園寺さんよりも話題になるかもね。『あの、笹森今日子の処女喪失』なんてね。それも感じちゃってるんだもんな。初めてなのに、庶民は繊細さがないねぇ。」  そう言うと、健斗と正臣は現像しようぜ。と言いながら部屋を出て行きました。  今日子は、『感じてなんかない』と言いたかったけれど、何も言う事などできず、泣きながら身支度をしましたが、口の中でぐちゃぐちゃになったリボンは身に付けることができませんでした。  結局は、榊原健斗が男でなくされた事への、西園寺響子への復讐に加担させられただけだったのです。今日子はまんまと男子二人に乗せられた自分を本当に恥じました。  急いで、牧家をでましたが、そのままリボンなしで家に帰る事ができず、今日子の足は自然、西園寺家に向かっていました。  足の間には違和感があり閉じて歩くことができませんでした。少々ガニ股気味で痛みをこらえて歩きました。  自分が女子として、小学生の響子と同じ目に遭い、小学生だった今日子はどれほど恐ろしかっただろうと想像すると、今日子が西園寺響子にしたことを謝りたいと思ったのでした。  それには、牧正臣と、榊原健斗にそそのかされたところから、今日の事までを全て西園寺家で話して、許してもらわなければいけないと思ったのです。    
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