女性からの復讐

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女性からの復讐

 西園寺家に笹森今日子が居を移してからすぐに夏休みが始まりました。  それまでに、二人は警察にレイプの被害届を出して、学校では笹森今日子と、西園寺財閥の母親が生徒とPTAでの署名活動を行いました。  笹森今日子の血液中からは軽い睡眠薬が発見されて、これでレイプまで舌という事実があるので、薬剤の不正投与、レイプという二つの罪で牧正臣と榊原健斗を裁けることになりました。  西園寺財閥が本気で動いて結果が悪いはずはありませんでした。それも、二人とも『大和学園』の男子生徒にレイプされたという事実を警察に提出したのです。  その結果、西園寺響子は『大和学園』に残れることになりました。  もちろん、高等部に通いながらの子育ては、大変な事なので、これまで通り鈴森真理の手を借りながらではありました。  でも、状況をきちんと理子にも話したので、家に帰れば響子の事を「ママ」と呼んで走ってくる理子がいます。  鈴森真理の事は「真理ちゃん」と呼び、笹森今日子の事は「きょんちゃん」と呼びます。  なんとなく、そんな呼び方になっていったのです。  理子も西園寺響子と同じ幼稚園に通っていましたが、今は子供と言っても安心はできないので、保育士は目を光らせ、子供だけで行動させないようにしていました。家の人たちにも注意を促しました。  高校に残れた西園寺響子には、同情の声も多く寄せられ、また、同じ学校の学生であったイケメンであった「牧 正臣」にレイプされた笹森今日子には女子からは少々妬みの声も上がりました。  男子からは「牧 正臣」誰でもいいのか?という声が多く出ました。  そして、警察に届けをだした直後に、牧 正臣は退学になりました。    その後、西園寺家から、牧家に、正臣を引き渡すように要求をしました。  その要求をのみさえすれば、小さな自営の外科医院はそっとしておいてやる。との西園寺財閥からの脅しがあったことは当然の事でした。  西園寺響子は、理子を自分の本当の子供として手に入れてから、父親の存在も知らないといけないとは思いましたが、榊原健斗は二度目のレイプと言う事で少年院に入ることになっておりましたし、あの卑怯者と一緒に暮らすなどと言う事は考えられない事でした。  しばらくは理子にはお父様は遠くにいるんですよと、これまで通りに話すほかありませんでした。  西園寺家には、まだあの診察室兼手術室がございます。  西園寺家に引き渡された牧 正臣ですが、夏休みの最初の3日間、自分がレイプした笹森今日子と、昔、榊原健斗がレイプした西園寺響子に苛まれることになりました。  二人からの【復讐】が始まったのです。  夏休みの最初の3日間。二人は、理子を真理さんにお願いして、西園寺家の別荘に連れ出してもらいました。その最初の3日間で二人は自ら牧 正臣への復讐をとげることにしたのです。  二人の「きょうこ」も高校生。  男性の色々な機能も、いろいろな方面から耳に入ってもいます。  でも、実際に男性の物を見たのは響子は、もう遥か昔ですし、今日子は父親の普段の状態の物をお風呂で小学生まで見ていたにすぎないのです。  高校生男子の性器を見るのはきっと、これが初めてで最後になるでしょう。  自分達を傷つけた物を、もうむやみに恐れる必要もなくなるのです。  牧 正臣の父親には、正臣を帰す時には男性機能を失っていることを告げてありました。  正臣の父親は、多分、榊原健斗がされたように、専門医によって、睾丸を取り除かれると考えていたのでしょうけれど、もう泣いてばかりの小学生ではない二人の「きょうこ」は、自分たちが受けた心の傷のせいもあり、少々サディスティックな心を持ってしまいました。 「では、お父様。この、3日間はこの診察室には入らないで下さいませね。きっと男性であるお父様には見るに堪えないと思いますわ。」 「うぅん。でも、素人のお前たちだけで大丈夫かね?男性の機能を失っても良いが死なせては困るのだよ。」 「大丈夫ですわ。私達、かかりつけの産婦人科の先生から色々教わりましたし、お薬もいただきましたの。先生も診察室の外に待機してくださるし。お薬はちゃんと正臣さん用に処方されていますから。」   「ご安心くださいませ。このお屋敷で殺人などありえませんもの。二人で気を付けますわ。」  笹森今日子も頷きました。 「では、まぁ、あの、ほどほどにしてやってくれ。」 「お父様。私を貶めて、笹森さんをレイプした男に情けは無用ですわ。」  西園寺財閥の当主は、榊原健斗の時は、相手がまだ小学生だったし、自分の娘の事だったのでカッとなって榊原健斗の去勢をしましたが、高校生男子の去勢。それも、素人がしようとしているのには少々恐れがありました。  当主は自分の股間にそっと手を当て、身震いしながらながら診察室を出るのでした。    牧 正臣は、婦人科のベッドに四肢をベッドの足に縛りつけられて、膝を折って、尻をあげた状態でうつ伏せに固定して寝かされています。  今日子がレイプされたときの最初の格好でした。  意識はあり、先程からの会話も全部聞いているのです。 「な・・なぁ、健斗みたいにするって事?医者もなしで?麻酔は?」 「あらぁ、私達、麻酔なんて使ってもらえなくて、随分痛い思いをしたのよ。ねぇ?」  美しい顔をした響子と、やや不美人ではあるけれど、最近は不思議な魅力のある味のある顔になってきた今日子が見つめあって、にっこりと笑いました。 「でもね、きっと私たちの破瓜の痛みとは違うと思うから。  さ、これを飲んでね。」  と、正臣の口に薬を入れ、水で流し込みました。 「これ、何?」 「あぁ、心配しないでね。強心剤よ。これから一つずつ睾丸を潰すんですの。」 「でも、楽しみは少しずつにしたいから今日はとりあえず一つ。ね。気を失わないように強心剤を飲ませなさいって。産婦人科の先生が処方してくださったのよ。」 「今日子さん。あなたが犯された男性自身だもの。まずはあなたがおやりなさいよ。」  そういうと、手術の器具台からなにやら平べったいペンチのような器具を、手術用の手袋をした響子が、今日子に手渡しました。 「あ、響子さん。先生が言ってらしたわ。睾丸を潰すと陰茎から血が出るって。あと、吐くことが多いそうよ。」 「あぁ、そうでしたわね。では、正臣君、横を向いてね。吐いたものが詰まったら大変ですもの。口の下に洗面器を置きましょうか。  後は、あの日に使われたバスタオルを陰茎の下に敷いておきましょうか。」  二人はフフッと笑いあいながら、どちらの睾丸が良いかしら。などと話しながら、正臣の陰嚢をつまんだり、中身の睾丸をコリコリしたりしました。  男根はだらしなく垂れさがっています。今日子が小学校の頃まで見ていた父親の男根と同じような感じでした。  二人は弄ぶふりをして正臣に恐怖を味合わせようとしてみたのです。  そうして、言葉を交わしながらも正臣には見えないようにこっそり器具で陰嚢を挟んでいました。  正臣は二人に触られた、その刺激でその気がないのに最初は恐ろしさにだらりとしていた陰茎が立ってしまいました。  二人の「きょうこ」はそれを見て 「まぁ、みて、今日子さん、こんなふうに上を向くのよ。あなたこんなに大きいのを入れられたんですもの。痛かったわよねぇ。」 「まぁ、こんなに筋張って。こわいこわい。」  と、言いながら、勃った陰茎を指先でピンとはじいたりしました。  その刺激に反応して、更に陰茎が大きくなると二人は驚いて目を見張りました。 「いやだわ。どのくらい大きくなるのかしら。潰してしまう前に試しましょう?」  そういうと、恐る恐る、陰茎をこすり始めました。  パウダーのついた手袋でそっとさすられた正臣の陰茎は、正臣の意志とは反してどんどん大きくなってしまいました。そそり立った陰茎に響子は面白がって、 「ねぇ、ちょっといたずら。」  と、言うと、誰も見ていないのを良いことにして、自分の上半身を露にして正臣の見えるところに行きました。  大きくてもツンと尖った先に桜色の乳首のついた形の良い響子の胸が正臣の眼前に来ました。 「うぅ・・・っすっげ」  自分の置かれている状況を忘れたかのように、正臣が声を漏らすと、もう最大限に大きくなっていたと思われた陰茎がさらに大きくなったので、ふたりの「きょうこ」は 「ねぇ、男子って可哀そうねぇ。感じている時に潰したら普通の時より痛いのかしら?」    そう言った瞬間、今日子は何の前触れもなく陰嚢を挟んでいた器具に力を入れました。 『プチンッ』  何かがはじける音と共に、 「ぎゃぁぁぁ」  と、正臣が悶絶しました。  それと同時に、洗面器に嘔吐しました。  直前まで勃起していた陰茎の先から勢いよく血液が噴き出てきました。 「あぁぁ、敷いていただけじゃダメだったわねぇ。こんなに一杯血が出るなんて。勃起していたせいかしら?」 「まぁ、いいわ。手術台だから汚れても。」  正臣は気絶しそうでしたが、先に飲まされた強心剤のおかげで悲しいことに意識のあるまま片方の睾丸を潰されました。   「どれ、先生が、ちゃんと潰れたかは手で確認してって言っていたわね。」  響子は、正臣の潰した方の陰嚢を手で挟んでみて、さっきまであったコリコリが無くなっていることを確認しました。 「成功よ。」 「じゃ、続きは明日ね。」  かかりつけの産婦人科医が呼ばれて、点滴で入れる栄養剤を持ってきて、正臣に注射しました。 「ごめんなさい。先生。ベッドを汚しちゃったわ。」 「承知いたしました。清掃しておきます。」  そう言って、二人が出て行くのを見送りました。  うつ伏せにされていた気を失いそうな正臣を助けながら、一旦拘束を解き、ベッドを拭き、正臣を仰向けに寝かせ直し、自分では動けないように、四肢を今度は大の字に縛り付けました。  産婦人科医は、栄養補給のための点滴と、自分で持って来た催淫剤を正臣に打ちました。 「きっと、食事はとれないでしょうからね。最終的には陰茎の処理が終わるまではこのままの体制でいていただくことになるわ。自分のしたことを恥じて、大人しくしているのね。  でも、私も少しは楽しんで良いって言われているのよ。お嬢様たちの性の勉強の為にもね。」  そして、陰茎から出た血をぬぐうと、もう一つ残った陰嚢をさすり始めました。  そして、陰茎の裏を刺激すると、あんなことがあった後だというのに、催淫剤の効果もあってか、いとも簡単に正臣は勃起しました。  その上にコンドームを被せると、産婦人科医は、陰茎の根元を採血用のゴムできゅっと縛って、ベッドに乗ってきました。    正臣は、恐ろしさに声も出ません。さっきの陰嚢の痛みも残る中で産婦人科医は何をしようというのでしょう。  産婦人科医の白衣の下は裸でした。  催淫剤のせいで勃起した陰茎は採血用のチューブで縛られたせいで、片方の睾丸を潰された後だというのにそそり立ったままでした。  産婦人科医はその上に跨ってきました。  白衣を脱いで自分で既に興奮して濡れた陰部を指で開きながら正臣をゆっくりと自分の中に迎え入れました。 「入ってきてもいいですよ。」  その声に導かれて、ふたりの「きょうこ」が入ってきました。  騎乗位を初めて見た二人は目を丸くして 「まぁ、こんな風にもできるんですのね。」 「さっき出血していたのに大丈夫ですの?」   「さっきの出血は陰嚢がつぶれたからですもの。陰茎には異常はないのですわ。コンドームもしましたしね。  もう一つの陰嚢があるから、きっと射精するところまで見られますよ。  後学のためにね。お嬢様方はきっと色々規制されているのでしょうから。」  産婦人科医はそう言うと、正臣の上で自分で胸をもみ、腰を振り出した。 「あぁ、あ。硬くていいわぁ。太さも十分ね。」  産婦人科医の中で十分に大きくなった陰茎は催淫剤の助けも借りてもうしぼむ心配はありませんでした。 「今日子さん、申しわけないけど、正臣さんの根元のゴムチューブ外して頂戴。」  今日子は言われた通りに採血の時に使うゴムチューブを外しました。  産婦人科医の喘ぎ声を聞くとどうやら陰茎はそのまま勃起している様でした。   「騎乗位は女性が自由に動けるのだから。女性が頂点に達しやすい体位でもあるんですよ。  とりあえず、私、一回いってもいいかしら?」  もう我慢できない様子で産婦人科医は二人の「きょうこ」に聞きました。 「「もちろん。」」  二人の「きょうこ」は女性が頂点に達するところを見たことが無かったので興味津々で声を揃えて答えました。  産婦人科医は、自分のクリトリスをさすりながら腰を振り、 『ゥゥァッ』っと小さな声をあげながらのけぞり、ドサッと正臣の上に倒れました。  同時に正臣も『ウゥッ』と声をあげ、ビクビクと腰をゆすりました。  産婦人科医はしばらくビクビクッと体を震わせ、起き上がると、正臣の陰茎を抜いてベッドから降りてきました。  正臣のしぼんだ陰茎に付いたのコンドームには血液交じりの精液が出ていました。 「はぁぁ。久しぶりでしたわ。失礼いたしました。」  そういうと、産婦人科医は、まず自分の陰部をティッシュで拭くと、正臣のコンドームを外しアルコール綿で陰茎をぬぐいました。  スゥッとした感触に一度気を失ったようになっていた正臣は目を覚ましました。 「では、男性をその気にさせるテクニックをお教えしますわね。  響子お嬢様も、もしご結婚するようなことがあればお役に立つと思いますわよ。  さぁ、まずは痛めていない陰嚢をさすってあげましょう。そして、ありのとわたり。と言われるこのぶぶんを刺激すると・・・ほうら。ね。簡単に勃起するでしょう?」 「まぁ、本当だわ。」 「ひぃ、もう、やめてくれぇ。」 「あらあら。正臣さん。今日子さんがやめてって言った時やめてくださったのかしら?」  響子の冷たい声が響きます。  産婦人科医は続けます。  「どうかしら?笹森さん?先程の私が頂点まで行くのを見て、ご興味は?それともご自身がレイプされた男とするのは気が進みません事?」  と、今日子に聞いてきました。  実は、先程、自分が頂点に達しながらも産婦人科医は、今日子が足をモゾッと交差するのを見逃してはいなかったのです。  身体が大人になっていた今日子はあのレイプの最中でも少しだけ感じてしまったくらい感じやすい身体なのでした。 「さすがに、この男とは二度といたしたくはありませんわ。私の場合、次の機会はないかもしれないですけれど、その時はその時。今回はお勉強だけにしておきますわ。」  今日子はそう言った。    産婦人科医は先程勃起した陰茎を再びしぼまないように根元を採血用のゴムで縛ってあったので、 「コンドームはこうやってつけるんですよ。」  と、コンドームのつけ方を実践で見せてくれました。 「お子様が欲しくない時などはご自身で旦那様に仰ってつけていただくのですよ。でも、女性につけてもらうのが好きな男性も多いですからね。覚えておいてくださいね。」 「さ、今日子さん。まずはあなたから。やってみてごらんなさい。」 「は・・はい。」 「先端が濡れているでしょ?」 「はい・・・」  正臣の陰茎は先走り汁で濡れていた。 「男性も感じると濡れるんですよ。こうなったら準備OK。この汁の中にも精子が混じっていますからね。お子様が欲しい時にはこのまま性交に移ってもOKです。でも避妊したいときにはインサートする前に必ずコンドームを。  さ、クルクルと巻いてある裏表を間違えないように、先端の空気を抜いて、そうそう。そのまま陰茎にはめて下までクルクルと戻すんですよ。」  今日子は、どちらが裏か表か始めはわからなかったが、産婦人科医の指導の元、無事コンドームをつけることができた。  産婦人科医は響子に聞いた。 「響子お嬢様はもしよろしければこの男といたしてみますか?  それとも理子さんのお父様になる方が初めての方がよろしくて?  響子お嬢様は処女膜生成の手術をしていますからね。理子さんをご自身の産んだ子供だと表だって発表した今、処女はむしろ不自然ですものね。」 「え・・えぇ。ちょっと、試してみたくもあるのですけれど、私、怖くて。それに、処女喪失をして良いかはお母様に聞いてみてからにしますわ。」 「無理強いは致しませんよ。ただ、二つ目の陰嚢を潰してしまったらこの身体はもう使えないので、次の機会は新しい旦那様になりますよ。」 「私、それでいいですわ。コンドームももし必要があったら旦那様になる人に教えてもらうわ。」  響子は、少々興味はあったものの、やはりあの小学生の時の恐怖がよみがえった。  それに処女喪失の痛みを経験するのなら、やはり愛する男性と。と考えるのでした。 「では、今日はここまでで。」  産婦人科医は、そういいながら、縛ったままになっていた正臣の陰茎の採血用チューブを外しました。陰茎はぐにゃりと横になり、コンドームの中にまた血を流し始めました。  第一日目の復讐は終わったのでした。          
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