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2040年5月18日12:12 午後
現在、会議室――
斉藤「でもよ、事変を起こした奴らだぜ?」
斉藤渚
同僚で、情報処理能力が高い。
高橋「だが、我々警察として防がねばならないことがある。」
高橋連
正義感が強く、決断が速い。
木村「それで、どうするんだ?」
木村海斗
ニュースばかり見ていて、状況の適応力が高い。
以上三人、僕の最強の仲間だ。
タカシ「大林刑事のいる高知へ行く。そして、仮面の男のことを伝える。」
そう、今僕が使用としていることは、大林刑事に会いに行くこと。
これが絶対項目。
そして、仮面の男を特定する。
最後に、大林一族を終わらせる。
できるかわからないが、やれることはやってみる。
斉藤「どうやって、そんな長期間遠くへ行くんだ?」
タカシ「まだ決まっていない。」
そう、そんなに長期滞在できない。
僕の有給は10日。
足りない。
最大の難関だ。
高橋「バレずに、抜け出そうとは思っていないよな?」
タカシ「それは、ない。」
くそ、、、。
考えろ。
考え...
外から聞こえるテレビの音。
ニュースか。
いや、今はそんなことに気を使うな、考えろ。
[大林一変を指名手配とする。発見した場合、直ちに電話を。賞金も―――]
なんだ、、、?
大林刑事?
なんで、指名手配に?
なにかしたのか...?
タカシ「解散だ、大林刑事について調べるんだ。」
木村「え、」
タカシ「解散!大林刑事について調べろ!」
高橋「うい。」
急ぎ足で仕事場へ戻る。
そんな...そんなバカな...!
大林刑事が...ほかの大林と同じわけない...!
パソコンで"大林一変"と調べる。
ヒットしたのは、最悪な記事ばかりだった。
=====
大林一変、数々の賞は無駄か!?
一変が大林一族と共犯!?
一変はスパイだった!?
警察のスパイ、一変!
=====
噓だ...
そんなの...
絶対噓だ!
大林刑事がそんな共犯なんて...!
タカシ「噓だ...!」
2040年5月18日13:04 午後
田代「はい、皆さん聞いてください!」
手をたたきながら田代本部長が言う。
田代「今日からお世話になる、平野健さんです!」
平野「よろしくおねがいします。」
今、、、?遅くないか?
こういうものは朝一番に知らせるもんじゃないのか?
田代「そして最近、大林一族に動きがあった。」
どうやら本部長が言うには、
"十代目"大林十田が生存していたらしい。
通称一山。
生きていたとは...まだ罪を償わせれる...!
次は必ず...必ず捕まえる...!
田代「そして、大林刑事が共犯という話も出ている。」
田代「彼は、やはり敵対するべきだった。
私は最初からそうだと思っていた!」
何を言っているんだ...?
こいつは。
ふざけるな...
タカシ「ふざけるなぁぁぁ!お前は大林刑事の何がわかるんだぁぁ!」
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