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一山「早く!」
あと少し!
あと少しだ!
大林「助かっ...!」
大きな銃声とともに視界が真っ黒になった。
なんだ...これ。
麻酔....禁止じゃないのか?
クソ...やられた...。
戸塚「大林刑事!」
大林を担ぎ、小山で走る。
そして、小屋の中へ入ることに成功した。
井上「管区機動隊...!!!」
戸塚「くっそ!大林刑事が撃たれた!」
大林刑事が打たれて...逃げるのは困難になった。
一山「くそ...どうする。」
それに、大林一族と協力していることもバレた!
大問題だ。
一山「とりあえず、ここへ降りて道なりにすすめ!」
一山がタンスをどかし、下に続く穴を示した。
戸塚「礼は言わない!」
井上「同じく!」
少し笑ってこう言った。
一山「おうよぉ!」
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1[行け!突撃だ!]
2[了解!]
扉越しに部隊の声、足音が聞こえる。
一山「来たな...!」
扉にC4を設置し、自分も逃げる。
そして、タンスを元に戻した。
だが、爆発で穴には気づかれる。
1[手を挙げろ!]
勢いよく扉を開け、銃を向ける。
そこにはもう誰もいない。
あるのは、爆弾だけ。
1[!!!!]
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2040年5月12日8:48 午前
上から大きな爆発音が聞こえる。
戸塚「なに!?」
なんだ、居場所がバレた!?
爆弾まで使うなんて...!
一山「爆弾を設置したのは俺だ、敵を少し減らせるが...場所がバレる。」
戸塚「は!?お前かよ!部隊が何人いると思ってるんだ!」
戸塚「そんなんで終わらせれるわけないだろ!」
くっそぉ。
大林刑事をおんぶして走るとスタミナが...。
一山「だが、足止めはできた!」
一山「もう少しだ!はしれぇぇぇえ!」
梯子で上へあがり、出たのは大川村の外だった。
井上「やるじゃねぇか、一山!」
そして、車が一台置いてあった。
一山「これに乗れ!」
用意周到な奴だ。
犯罪者に助けてもらうなんてね。
初めてだよ。
バタン!
ブゥゥゥン
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4[1.2班、大丈夫か!応答しろ!]
3[3班、行方を追います!]
1[...1班...目標は...穴で村の........。]
3[おい!1班!穴でなんだ!]
1[ザザザァァァアザ]
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井上「管区機動隊は面倒だからな...すぐ追ってくるぞ!」
一山「しっかりつかまってろよ!飛ばすぞ!」
車の上についている取っ手を強く握った。
そして、一山は思い切りアクセルを踏んだ。
体が後ろに持っていかれる。
戸塚「どこへ行くんだ!?」
一山「愛媛の新居浜まで行って、逃げまくる!」
車はすごい勢いで現場を後にした。
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